みなみの赤ちゃん、なかなか生まれない。もうおなかはご覧の通り。
2011年6月19日
そこで、人間なら床磨きをやるといいとか、散歩をするとかいわれますので、妊馬散歩に連れ出しました。
少し歩くと息づかいが荒くなり、すぐに立ち止まって草を食べる。食べ始めたら、もうなかなか動こうとしません。
牧場にもどって馬場に入ると、さっそくゴロリ。大きなおなかをしていても、クルリ一回転。
そして、いよいよその日―2011年7月7日
みなみの赤ちゃん誕生 !!
7月7日朝、6時頃に生れ落ちたらしい。
というのは、誰も見ていなかったのです。夜中2時半にチェリーさんが見にきた時には、とても落ち着いていて生まれる気配なし、ということで一旦帰りました。
3時半頃にまっつんとモリーが来ましたが、やはり落ち着き払っていて、まさこさんも「まだまだ生まれないね」ということで、一旦みんな引き上げました。
そして、エバが6時15分に馬房をのぞいてみると、なんと生まれていたのです。
オス。とても精悍な顔立ち。額の“星”が美しい!!
6時43分、ようやく立ち上がりました。それでも、またガクンと座り込み、また必死で立ち上がる。
それから、おっぱいを探しあてて飲めるようになるまでが、また大変。見守る人間のほうが「そこそこ」「もうちょっとこっちよ」と、もどかしさに肩が凝ってしまうほど。
7月8日、二日目にはもう馬場に出ました。
写真は7月9日の三日目ですが、もう猛ダッシュで走り回っています。
いくら走り回っても、お母さんのまわりだけ。みなみは、やんちゃな赤ん坊を、おっとりと見守っています。
赤ちゃんの名前を募集しています。
締め切りは7月18日。発表は7月20日、岳南朝日新聞にて発表します。